遅読家の本の思い出

とにかく本を読むのが遅い私による読書歴

【読了】ファクトフルネス

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今年に入ってから本の音読を行っている。

これが結構楽しく。音読することで内容が良く蓄積されている感じがする。
さらには、取材でインタビューイと話していると、言葉が出てきやすくなったのを最近感じていて、「語彙力が上がった?」と思うこともある。

 

で、音読2冊目はず~っと積読していた大ヒット書籍「ファクトフルネス」。

データを正しく見る習慣をつけることを促しているのだが、読み物としてもとても面白かった。特に著者が公衆衛生学者でエボラ出血熱と戦ってきた感染症の専門家というだけあって、今、世界中をおっかなびっくりさせている件と相まって、非常に役立った。

今年6月あたりはこの書籍がビジネス書1位をキープしてたのだが、それだけ読まれているはずなのに「何で冷静になれない」と思うところもあった。

極端ではあるが「ニュースのタイトルに数字が入ってたら気をつけろ」ってこと。
その数字(データ)はどっから出てきてきたものか、比較する数字も見てから判断しましょう。
というか、情報を受け取る側は、ニュースをタイトルだけ読まず内容も読んでね。
情報を発信する側は、PV数増やそうと思ってあおるようなタイトルはやめません。
とお伝えしたい。

今からでも遅くないので、テレビやネットに張り付いて戦々恐々としている方は張り付くのを止めて、こちらの本をお読みください。

それだけ!

 

 

【読了】古着は、対話する。

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古着、好きです。
学生の頃からよく買っていました。
色んな思い出もありますが
今でも手放せないお気に入りの古着のスカートがあります。
メンテナンスが必要で、最近はあまり着ていませんが…
あとでメンテナンスしよう。

私が持つ「突撃洋服店」の印象は古着の中の精鋭が集まるような店
目利きの眼鏡に適った古着たちが揃っている感じ。

その「突撃洋服店」オーナーの安田美仁子さんの著書になります。

www.wwdjapan.com
一言でいえば「パッションがいっぱい」な一冊。
安田さんのファッション哲学や1985年から始めた「突撃洋服店」を経営している中で感じたであろう店の経営観などが散りばめられています。

今まで仕入れてきた古着の写真と共に
言葉が添えられているのですが
その一言ひとことに
「そうですよねぇ」
「そう思います」
といいっぱなし(笑)

これから何かに悩むことがあったら
この本を開こうと心に決めたくらい
厚くて熱い言葉がたくさんありました。


ファッションが大好きな方にお勧めします。

古着は、対話する。 (単行本)

古着は、対話する。 (単行本)

 

 

【読了】書楼弔堂 破曉

2018年11月 読了

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 コレも随分前に読了しておきながら、何も書かずにいたので感想を少し…。

物語の舞台は百鬼夜行シリーズとほぼ同じ、たぶん中野。
※間違っていたらごめんなさいね。
それも以前に住んでいた場所の近くに似ている描写があって
そう感じたのかもしれない…。

この物語の頃にはきっと弔堂があったのかしら?
…なんて思いをはせながら読んでいた。

 

で、本を弔うから『弔堂』という古書店
ここに不思議な由縁で引き寄せられた人たち。
その人に「あなたのお探しの書物はこれでしょう」と差し出す主。

あぁ、私もこんな風に本を勧められたいわぁ。

なんて思いながら読んでいた。

面白いのが、ここに引き寄せられたり、わざわざ弔堂を目当てに来た客たちが
アッと驚くような人物たちという設定。

色んな形でその客の思い出話が語られるのだが
それを読みながら
「これってもしかしてあの人?」
なんて考えながら読むとまた面白いのだ。

ある一幕では、百鬼夜行シリーズとの絡みもあるので
そちらのシリーズがお好きな方が読んでも面白いかと思いますよ。

 

まぁ、いずれにせよ
京極先生の書くものでも、大正・昭和初期がお好きな方にお勧めです。

 

文庫版 書楼弔堂 破暁 (集英社文庫)

文庫版 書楼弔堂 破暁 (集英社文庫)

 

【読了】オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る

2018年8月 読了

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これを読んだのは2年くらい前の年末のこと。
丁度、世の中というか自己啓発系の書籍で「自分軸」や「自己肯定感」というキーワードが浮上し始めたときだった。

最近は「自分軸って考え方次第だな」と思うようになったが、その頃は迷走していた。
というか、これっていくつになっても年齢関係なく、どうしたらいいんだろうとまぁだ思っていた。
特に「自分は何をしたいんだ?」ということにおいて。

そこで手に取ったのがこの本。

一番、惹かれたのは「自信は幻想」「自信なんてなくてもいい」という考え方。
そして、そういう考え方をできるようなるに教育が必要ということが、この本で解説されている。

著者は経営者、管理職以外にも教育関係、医療関係者のコーチングなどを行っている石川尚子さん。
著者自身も自信がなかったところからコーティングに出会い、活躍されている方でオランダの教育現場を見て、持ち帰ってきた「オランダ流コーチング」を広めている。

始めは自分自身のためにと本書を読み始めたのだが、徐々にこれって日本の教育が招いたことなのか?と興味が移行。これはもっと、教育現場にいる方だけでなく、部下や新人を育成する立場の人にも読んで欲しいなと思うようになった。
もちろん、自信を持てない人や何か実践できない・前進できないとモヤモヤしている方にもおすすめだ。

で、肝心の「オランダ流のコーチング」だが、帯に書かれてたのをそのまま引用すると

「オランダ流コーチング」とは、自分の答えを見つけること。
つまり、体験と省察を通して、教わらない、失敗を恐れない、他人と比べない。自分の目標を、自分で考え、決めて。行動し、振り返る。
こうして、本当に自分が求める「幸せ」を手にしていくこと。

と書かれている。

オランダでは子供の教育にもコーチングが根付いているそうで、勉強を単に教えて暗記させるいわゆる「ティーチング」ではなく、九九や計算方法を自分で発見させるという方法をとるという。
もちろん、喧嘩も話し合い。自分の意見を出し、お互いの意見を尊重し、解決に導く。というのを子供の頃から当たり前のようにやっていくのだそうだ。

教える、暗記するが当たり前な日本の教育と全く真逆で、これをいきなり取り入れろというのは非現実だが、昨今の国内の状況(特に自粛警察や同調圧力)を見ていると、公式なデータと情報を持って、お互いの考え方、自分の考え方を持ち合えれば、もう少し穏やかに過ごせるのではないかと思うところも…。

ある学習塾の仕事も手伝っているのだが、そこでも考えられない子供たちが問題になっていると伺ったのだが、すでに自分の考えを持つことしてこなかった大人たちが今もう存在しているわけで、どこかで自分もそういう教育を受けられたら違う人生を歩めたのかな…と思うところもあった。

コーチングの本は多種多様あるが、今までのものとは少し違うアプローチで勉強になった。

 

オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る

オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る

 

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【読了】日本人の勝算

STAY HOME(書いてみたかっただけw)となる少し前から読み始めたのが
コチラ↓

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東洋経済オンラインでは、新刊が出るとその内容をチラ見せする記事が投稿される。この本もそのチラ見せ記事を読んで、興味を持った。

その記事の内容には共感する部分も多く、在日30年、元ゴールドマン・サックスのアナリストから見た日本人はどう映ったのか気にもなった。

大まかな内容は「日本人の底力を信じているから変わってくれよ(生産性上げろよ)」という感じ(略し過ぎw)。奇しくも、世界規模で「変わらなきゃ」という雰囲気になっているタイミングでこれを読めたことが、色々と面白かった。

変わるために色んな提言をしているのだが、この中で気になった3つの提言をピックアップすると…

サービス業こそ、企業規模が大事

日本は中小企業が多すぎる。ということで、前半は特に企業規模を大きくすることで生産性を上げろ。といっている。
確かに一理あるとは思う。製造業のようにコストや利益が測りきれないサービス業は極端に大きいか・小さいかの方が生産性が上げやすいのかなと。
(これを細かく書くのは面倒なので、読んで考えてみて)

日本人の「変わらない力」は異常

政治一つ取っても、改革しようといっても反対の声が上がるとその意見に引きずられ、何も変わらない。これって会社の中でもよくあることじゃありません?
もしかすると、政府からも色んな提言が出ていますが、この騒動の後は元通りになるんじゃないか?と思っています。
個人的には「変わった方が良い」とは思うんですけどね。
どうなるんでしょうねぇ。

経営者教育は不可欠

先に上げた2項目を実行するには、経営者教育が不可欠なんだということ。
特にこの部分

たとえば、18歳まで教育を受け、40歳で亡くなるとすれば、教育で受けた知識や知見はこの人生の後半の22年間だけ使われ、新しい知識や知見は次の世代によりもたらされていました。

一方、18歳まで教育を受け、65歳まで働くとすると、教育で培われた知識や知見は47年間も使われることになります。当然、かなり時代遅れになるでしょう。

 これに関しては同意しかない。
年齢を重ねても、自分の知識知見をアップデートしていけませんな。

というわけで、感想を一言でまとめるなら、全体通して「仰る通り」となる一冊でした。

 



 

【読了】頭が冴える15の習慣

2019年11月読了

先週ご紹介した本気出す系

slowreadbooks.hateblo.jpに続いて読んだのがこちら。

 

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本気を出すには頭を常にクリアにしておかないと
もう一人の私が囁いたのでしょう(笑)。

 

著者は脳神経外科の専門医ということで、論理的に頭が冴えるというか、凝り固まった考え方を解放してくれる方法を伝授している感じです。

 

例えば…

生活の原点をつくる脳を活性化させる朝の過ごし方。

家事こそ「脳トレ

「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう

脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう

ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう

などなど…

自慢じゃありませんが、読み進めるとほとんどが既に実践している行動だったりして「ワイすごい!」と自画自賛(笑)
何気なく取り入れていた自分の習慣が良いものだと褒められるのはうれしいですね。

後半は医学的な見地からの指摘。
習慣というよりも、こんな考え方になるのは脳機能に問題がある可能性が…ということで脳ドックをお勧めされている。
その中でも興味深いのが「常識的にやってはならないことをやらない力のチェック」だ。

たとえば、まず次のような指示を出します。
「両手を机の上に出して、掌を上に向けて下さい」 ここからは指示を出しません。

それで、出してもらっている掌の上に、私が少し空間を空けて、掌を重ねるらようにします。私より若い看護師さんの方が、より分かりやすいのですが、問題のある人は、重ねられた手を思わず握ってしまいます。赤ちゃんと同じことをしてしまうわけです。

何も言われなくても「握るべきではないだろうな」と判断して、手を動かさずにいられる人は正常です。私や看護師さんの行動を不審に思って、「どうすればいいのですか?」と尋ねてくる人も、当たり前の抑制ができていると言えます。迷わず握ってしまう人や、一度握った後に「握らないで下さいね」と指示を出されても、また握ってしまう人は、社会性か行動を抑制する力に問題があると考えられます。

 こういった、つい魔が刺したような行動をとる人も要注意だとありだと指摘。
最近、こういう方多いのではないでしょうか?
色々と考えさせられます…。

 

頭が冴える習慣をご紹介している書籍ではあるが、冴えている内に読んでおいた方がいいと思う一冊でした。

 

脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

 

 

【読了】本気で変わりたい人の行動イノベーション

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2019 年10月読了
こう言っては何だが、この手の本はたくさん読んできた(笑)。
ズボラを改造する…とか
先延ばしを止めるには…とか
色々と読ん重ねていても、未だ自分の身に中々落とし込めてはいない。
基本的に偏屈なので、読んでも先延ばし時間が数秒短くなった程度だ。
それに「継続は力なり」と分かっていても続かないのは
自分自身でも重々承知している。
とはいえ、本当はあまりにも行動ができていないと感じていて
藁にもすがる思いで、自分に合う方法がないかと模索しているのである。
それを前提で読み始めたわけだが、本書には行動を起こしたくても
起こせない理由がアドラー心理学に基づいて解説されている。
そもそも、行動できないことを分析すると様々な理由が複合的に絡みあい、
原因が絞れないというのが現実のようだ。
確かに自分自身に置き換えて考えてみると、原稿の締め切りや家事など
といった、優先的にやらなくてはならないこともあれば、他に出てきた
やりたいこと先にやってしまったり…。
一方で、「やらねば」と思っていても、ダラダラとやり過ごしてしまうこともある。
そう言ったことは著者にはお見通しで、
むしろ行動できない原因に囚われているから、「やらねば」という目標を明確化しても人は行動しないとまで言う。
そこで著者は原因に捕らわれ、八方塞がりな状況を「ならばどうすべきか」と提案してくれているのだ。
「たった1分間で未来を変える」
というのが謳い文句である。
ここに書かれている、行動を起こせる体質になるための1分間のトレーニングをやっていくことで、行動を起こせる体質になるという。
 
今は私なりにちょっとアレンジして、トレーニング的なものをやってみているところだが、ほんの少しだけ効果はあったのではないかと感じている。
その証として、このブログが更新できたのではなかろうか。